2024.12.23 ジョンティ・アッシュ

L’école du Vin × gentil H『Platinum Session』 第2回 ~マンズワイン・ソラリスでフルコース~ 【前編】

レコール・デュ・ヴァン×ジョンティ・アッシュコラボレーションイベント。

11月15日に開催された「プラチナ・セッション」第2回は、ゲストにマンズワイン株式会社の島崎大代表取締役社長、営業担当の島田亨様をお招きし、プレミアム日本ワインであるマンズワイン『ソラリス』でフルコースお楽しみ頂きました。

 

※マンズワイン株式会社:島崎代表取締役社長より、

「ペアリングへのコメント文」を頂きましたので、掲載させて頂きます!

 

マンズワイン株式会社:1962年設立

~日本がおいしくなるワイン~

日本の風土や食文化とともに育んできたワインで、日常の食卓に華やぎと新しいおいしさを発見するよろこびをご提供しているマンズワイン。山梨県の勝沼と長野県の小諸にワイナリーを有し、ていねいに造られた高品質ワインは日本ワインを牽引し、国内外で高く評価されています。

 

マンズワインSOLARIS(ソラリス)とは

SOLARISとは、ラテン語で「太陽の」という意味があり、陽光をたっぷり浴びて育つ良質のブドウだけを使う、というマンズワインの品質主義への思いを込められた言葉です。

日本の風土で、世界の銘醸ワインと肩を並べるワインを造るために、その年に収穫したブドウのポテンシャルを最大限に引き出す努力を、決して惜しむことなく積み重ねて造られた、マンズワインのプレミアムワインです。

 

■マンズワイン株式会社 島崎 大 代表取締役社長プロフィール

1987年から渡仏。ボルドー大学ワイン栽培醸造研究所で学び、1988年からボルドーの5大シャトーの一つである、シャトー・ラトゥールに半年間研究生として勤務。1989年にフランスの国家資格「ワイン醸造士」、1990年には「利酒適性資格(ボルドー大学)」を首席で取得。

2001年に国産プレミアムワイン「ソラリス」の醸造責任者となりシリーズ立ち上げの中心を担っており、2007年にはニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100人」にも選出。

取締役品質管理部長、研究開発部長、ソラリス醸造責任者を歴任し、2017年に現職就任。

 

■ナビゲーター:

レストラン『Gentil H』料理長:平野 敬佑

ソムリエ:太田賢一 ワインスクール『L’école du Vin』講師

 

~開催にあたり:レストラン『Gentil H』料理長:平野 敬佑~

レコール・デュ・ヴァン共同企画の記念すべき、第2回目として、マンズワイン株式会社の島崎大代表取締役社長と島田亨様をお迎えし、プレミアムな日本ワイン「ソラリス」を楽しむフルコースをご提供できることを大変嬉しく思います。

 

マンズワインの「ソラリス」は、その名の通り太陽の恵みをたっぷりと受けた葡萄から生まれ、日本の風土に根ざした繊細で豊かな味わいが特徴です。私たちは、この素晴らしいワインのポテンシャルを最大限に引き出すべく、料理とのペアリングにも細心の注意を払い、皆様にお楽しみいただけるよう心を込めて準備しました。

 

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■当日のメニュー&ワイン:前編

【お料理とワインのペアリング解説:マンズワイン株式会社:島崎社長】

※ペアリング解説:byマンズワインの島崎社長

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👆今回、供出されたプレミアムワインはこちら

  • 水蛸のカルパッチョ、ジャスミンのオイルとシードルのヴィネグレット、パースニップと青リンゴ

× 2017 ソラリス 千曲川 シャルドネ Methode Traditionelle brut Nature

ごく薄くスライスされた水蛸にオイル、ヴィネガー、エディブルフラワーのほのかで上品な香りがまとわり、フレッシュで繊細な味わいのスターターにふさわしい逸品。ノンドゼでありながらふくよかさと奥行きのあるシャルドネ・ブリュットが料理の味わいを切ることなく、むしろ補完する完璧なマリアージュ。

 

  • 岩魚のアラヴァプール、きゅうりのマリネミント風味、ヨーグルトとコリアンダーのソースとともに

× 2023 ソラリス 千曲川 ソーヴィニョン・ブラン

ヴァプールされた岩魚のテクスチャーはあくまでもしっとりときめ細かく素材の持ち味を如何なく表現、添えられたヴァリエーションに富むグリーンな香りが一つも過剰にならず調和のある一体感を形成してお見事。23ヴィンテージの「これぞソーヴィニヨン・ブラン!」なパンチのある香りとリーンになりすぎない味わいが、狙い通りの相性を生んでいる。

 

  • ブーダン・ノワールのタルト、花梨のピュレと紅茶のチュイル

× 2020 千曲川 マスカット・ベーリーA

なんという外観、ブーダン・ノワールというにはあまりにもかわいらしい。前の2品同様、きわめて繊細ながらブーダン・ノワールの風味とテクスチャーの本質はしっかりと感じられる。その滑らかでねっとりとした味わいにマスカット・ベーリーAのしなやかなで肌理の細かいタンニンが寄り添い、ほのかな樽を含む熟成香と控えめな果実香が次の一口を誘う。

 

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続きは、L’école du Vin × gentil H『Platinum Session』 第2回

~マンズワイン・ソラリスでフルコース~ 【後編】でご紹介いたします。                                                                    

 

 

 

 

 

 

Author

平野敬祐

Hirano Keisuke

  • シャトーレストランジョエルロプション
  • ブルゴーニュ地方ボーヌ ミシュラン一つ星レストランLe Carmin
  • レストランジョンティアッシュ料理長
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