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L’école du Vin × gentil H『Platinum Session』 第2回 ~マンズワイン・ソラリスでフルコース~ 【後編】
レコール・デュ・ヴァン×ジョンティ・アッシュコラボレーションイベント。
11月15日に開催された「プラチナ・セッション」第2回は、ゲストにマンズワイン株式会社の島崎大代表取締役社長、営業担当の島田亨様をお招きし、プレミアム日本ワインであるマンズワイン『ソラリス』でフルコースお楽しみ頂きました。
※マンズワイン株式会社:島崎代表取締役社長より、
「ペアリングへのコメント文」を頂きましたので、掲載させて頂きます!
■マンズワイン株式会社:1962年設立
~日本がおいしくなるワイン~
日本の風土や食文化とともに育んできたワインで、日常の食卓に華やぎと新しいおいしさを発見するよろこびをご提供しているマンズワイン。山梨県の勝沼と長野県の小諸にワイナリーを有し、ていねいに造られた高品質ワインは日本ワインを牽引し、国内外で高く評価されています。
SOLARISとは、ラテン語で「太陽の」という意味があり、陽光をたっぷり浴びて育つ良質のブドウだけを使う、というマンズワインの品質主義への思いを込められた言葉です。
日本の風土で、世界の銘醸ワインと肩を並べるワインを造るために、その年に収穫したブドウのポテンシャルを最大限に引き出す努力を、決して惜しむことなく積み重ねて造られた、マンズワインのプレミアムワインです。
■マンズワイン株式会社 島崎 大 代表取締役社長プロフィール
1987年から渡仏。ボルドー大学ワイン栽培醸造研究所で学び、1988年からボルドーの5大シャトーの一つである、シャトー・ラトゥールに半年間研究生として勤務。1989年にフランスの国家資格「ワイン醸造士」、1990年には「利酒適性資格(ボルドー大学)」を首席で取得。
2001年に国産プレミアムワイン「ソラリス」の醸造責任者となりシリーズ立ち上げの中心を担っており、2007年にはニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100人」にも選出。
取締役品質管理部長、研究開発部長、ソラリス醸造責任者を歴任し、2017年に現職就任。
■ナビゲーター:
レストラン『Gentil H』料理長:平野 敬佑
ソムリエ:太田賢一 ワインスクール『L’école du Vin』講師
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■当日のメニュー&ワイン:後編■
【お料理とワインのペアリング解説:マンズワイン株式会社:島崎社長】
※ペアリング解説:byマンズワインの島崎社長
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👆今回、供出されたプレミアムワインはこちら
- ウナギのロワイヤル、ビーツのミルフィーユとオレンジの香り
× 2019 ソラリス 小諸 メルロー
クラシックで濃厚なソースに包まれたウナギはあくまでも柔らかくふんわりとした食感。ビーツの甘さが香ばしくほのかな苦みのソースに良いアクセントを与える。ブーケが出始め、タンニンもこなれてきた19の小諸メルローは料理の力に押されながらギリギリ踏みとどまった印象。あと数年たったらもっと完璧なマリアージュになりそう。
- 鴨肉のローストとフォワグラのポワレ、スパイシーなプルーンとカシスの香り
× 2021 ソラリス 東山 カベルネ・ソーヴィニョン
程よいロゼに仕上げられたカナールとフォアグラのポワレに若い東山カベルネは説明するまでもない好相性。カナールの血の風味とフォアグラのあくまで上品な脂肪感に果実香が優勢なカベルネのしっかりとしたタンニンが応える。プルーンとカシスもカベルネの香りに同調して親和性を発揮、さらに味わいが楽しいものに。
- 五郎島金時のキャラメリゼ、エルダーフラワー風味のりんごのコンフィとカモミールのグラス
× 2023 ソラリス 千曲川 信濃リースリング クリオ・エクストラクション
丁寧に時間をかけて調理された金時の強い甘さは、しかし、上品さを失わず、クリオ・エクストラクションの濃厚なアロマ、甘さ、酸味をしっかりと受け止めてくれる。お互い単独でも十分成り立つ両者が出会うことの幸福。
(今回、供出されたプレミアムワイン)
■『Platinum Session』 第2回 ~マンズワイン・ソラリスでフルコース~を終えて
【ソムリエ:太田賢一 ワインスクール『L’école du Vin』講師】
第2回『Platinum Session』では、マンズワインのプレミアムシリーズ『ソラリス』と、Gentil Hの平野シェフが『ソラリス』のためだけに構成した料理の数々が生み出す至福のマリアージュを堪能しました。
ワインは生産者の情熱と風土が織りなす物語。そこに料理というもう一つの芸術が加わると、体験はさらに豊かになります。特に、生産者である島崎社長と島田さんが直接ワインへの想いを語る姿に触れることで、「生産者と飲むワインは格別に美味しい」ということを改めて実感しました。
今回の『ソラリス』はその品質へのこだわりと日本の風土の可能性を見事に体現し、料理との調和で新次元の味わいを生み出しました。鮮烈なソーヴィニヨン・ブランや鴨肉に応えるカベルネ・ソーヴィニョンの緻密さ、リースリングの甘美な余韻は圧巻でした。
『ソラリス』の未来を感じたこのひとときが、参加者の皆さまにとって日本ワインの新たな扉を開く体験となったことと思います。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
次回、第3回は、詳細決まり次第、ご案内いたしますので、次回もお楽しみに!
(左より:太田ソムリエ、島崎社長、島田亨様、平野シェフ)
島崎社長、素晴らしいpairingありがとうございました。
■マンズワイン株式会社 https://mannswines.com/