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第五次ワインブーム英・仏:
数次にわたる日本のワインブームの中で、最も重要で最大の潮流。
具体的にはバブルの時期が去った1995年頃が始まりとされ、サントリーがバブル後の庶民向けに低価格ワイン「デリカメゾン」を発売、ワイン関連の書籍も次々と出版され、それを呼び水に各社酒造メーカーがワイン文化の発信と定着に本腰を入れ始めた時代。
ボージョレ・ヌーボーに代表され、一過性だった感のある第四次ワインブームとは違い、田崎真也氏が第8回世界最優秀ソムリエ・コンクールで優勝したり、97年頃には「フレンチパラドックス」に端を発した赤ワインブームなどが起きたり、ワインが一般家庭で日常的に飲まれるきっかけとなった。